オランダ編1(〜4/29)へ
ベルギー編(5/1〜5/2)へ

第6日  5月3日(金)
アントワープの外環(RING)を抜けてブレダBredaへ。

ブレダ Breda:  51.588791, 4.776117
運河+グローテマルクト(広場)・・と良くある古い町の一つ。広場にはそれは立派な聖母教会と市庁舎がある。
折から教会では結婚式があり花嫁が出てきたところ。
たまたま広場では市が開かれ、それは賑やか。魚屋も出ていて、日本で良く見る魚ばかり。
オランダでは魚はポピュラーなようだ。ぶらりと寄っただけなので全体は見なかったが、ここにもベギン会修道院やお城が残っているらしい。子供にオランダ・ナショナルチームのサッカーシャツを買う。

聖母教会 通り合わせた結婚式 魚や

スヘルトゲンボシュ S'Hertogen Bosch:  51.692129, 5.303516
上に同じく典型的な古い町だが、ブレダに比べると大きな町であった。
運河めぐりの客が橋の上の我々にしきりに手を振ってくれる(おれ達が珍しいのか、もの好きな外人だ)。
疲れて、この町ではあまり写真を撮っていない。しかたないので昼飯と犬の写真でごまかそう。

  

オッテルロ Otterlo:  52.101592, 5.774041
国立公園の入り口の町で、ここに至るまでの道も森の中を抜ける素晴らしい道。
しかしながら、森の中に第2次世界大戦の頃の戦車が置いてある。
日本では沖縄以外は地上戦は無かった。しかし、ヨーロッパはこんな風光明媚な場所まで戦場となった事実を実感させるものであった。
ドルプス通りにホテルが2〜3軒ある。その中の外見の可愛らしい 't Wett Hoesと言うホテルにする(75euro)。
ホテルのレストランは雰囲気が良く高そうだったが、たまにはリッチな食事をとホテルのレストランに行く。
定食は19.5euroと意外と安い。
内容はオードブル(七面鳥のスモーク)、メイン(鯛のグリル)、デザート(スフレっぽい)でソースを点線状にたらした飾りつけはフランス高級料理っぽく味も1級。フランスのオーベルジュでの料理より良く、いままでの中では一番おいしかった。
ホテル付近の農家 鴨の親子 t' Wett Hoes
75euro(Twin: \8,600)

Dorpsstraat 35, 6731 AS
Otterlo
TEL: 0318-591392
FAX; 0318-591504


第7日  5月4日(土)
クローラミューラー美術館:  52.095151, 5.817002
朝、9時半頃宿を出て公園内の中心部にあるクローラーミューラー美術館に行く。折からの小雨に木々の緑が深みを増し、その中にモダンな美術館がたたずむ。
ここには「アルルの跳橋」「夜のカフェ」などのゴッホの傑作が目白押しで、他の印象派の絵もある。
美術館を始めとして公園のあちこちに無料の貸自転車が用意されており、自由に散策できる。雨でなければサイクリングをしたい。
帰り道を間違えて公園内を一周するハメになったが、その他の場所は砂地にハイ松がへばりついているような風景であまり美しさは感じられなかった。
でも「ここでお撮り下さい」とばかりに数m四方の大きな額縁が建ててあり、白人達(アメリカ人?)は喜んで額縁を通して写真を撮っている。北東の出口から出て高速A1に載る。

美術館の玄関 彫刻の庭 公園内の道
アルル 夜のカフェ アルルのはね橋 郵便配達夫



アメルスフォート Amersfoort  52.156651, 5.388438
旧市街を持つ典型的な地方小都市だが、町は大きく、センスの良い店が多い。
広場にワッフル屋が出ていた。レーズン入りの蒸パンを揚げたようなものを食べた。揚げたてのふかふかでおいしかったが、折からの風にパンにまぶしてあったパウダーシュガーが飛び、体中真っ白け。


どこの町でも見かけるオルゴール


アップカウデ市内
アップカウデ Abcoude: アムステルダム観光のベースに最適
最初からアムステルダム市内には泊まるつもりは無い。
地図を見ると、アムステルダムの南10km程のところにアップカウデと言う小さな町があり、町外れを流れる小川沿いには景色が良いと言う意味の緑線の印がある。”ここだ!”と前から決めて町のホームページにあった2軒のB&Bの住所を調べておいた。

※2020年:Googlemapで見ると鉄道は地下に潜ったらしく、踏切などは無くっていた。市中にちゃんとしたホテルが何軒が出来たようです。でも田園風景は健在のようで、宿泊地としては今も最適と思います。






B&B室内


B&B 庭
宿(初めてのB&B):行ってみると、予想通り周りは田園風景で町自身も運河+跳ね橋が二つもある可愛らしい町であった。
住所は分かりにくくかったが、何とか見つけドアを叩いてみると、人の良さそうなおばさんが出てきて「Welcome」。
部屋は日本のペンション風でディスプレイも可愛らしく、女の子なら誰でも泊まってみたいと感じるような家だった。また、となりにはキッチン(流しと冷蔵庫があるが火は使えない)と更に奥にはトイレ/シャワールームがあり給湯設備も最新のもので使いやすい。
これらの部屋は母屋とは隔離されプライバシーは確保されている。朝食込みで54euroであった。


置いてあったゲストブックを見ると何と小野さんと言う日本人が3回も来ている(後で聞いたらドイツ在住とのこと)。それから五味さんという人も。
ここには日本人としては私達が初めてだろうと思っていたのに・・・・
朝食はホテルと同じく パンをいっぱい盛った籠、ハム・チーズ類の皿、更にゆで卵に大きなコーヒーポットを部屋まで持ってきてくれる。
言うことなし。

Van der Verden(私達の泊まったB&B)
Achter de Kerken 59
1391 LC Abcoude
TEL: (0294)28 44 78(但し、現地時間18:00−20:00に電話する)

54euro (Twin: \6,200)
B&Bの位置: 52.274238, 4.977632
 
旅装を解いてから小川を歩いてみる。宿のおかみさんによると約1.5km先に橋があるので、そこまでの往復なら約1時間との事。
川の両側には牧草地が広がり、羊が草を食んでいる。我々が歩いていると羊達がいっせいにこちらを見る。
あの ニ〜ッと笑ったような顔でまじまじと見つめられるとこちらも思わず照れてしまう。

牧場の柵に沿って幅1mくらいの溝があって、小鴨達が母親の後を泳いでいる。
でも中には道草ばかり食って、はっと気が付いては死に物狂いで追いついているやんちゃ坊主も・・・。
子羊はいつも好奇心旺盛で母親から離れては鴨と戯れている。途中、風車があり蛇行した川ごしに見る風景は、まさに絵葉書もの。
我々は夕方歩いたが、岸辺には草花が咲き乱れ、昼間だったらもっと良かっただろう。
但し、さすがにアムステルダムに近いせいで、地平線のあたりには団地らしい建物が遠目に見えるのが玉に瑕。

アップカウデ駅はアムステルダムとユトレヒトを結ぶ幹線にあり(ICは停まらないが)、アムステルダム中央駅まで電車の本数も多く(1時間に3-4本)、22分で着く(片道4.4euro、ラッシュアワー以外なら2.6euro)。美術館エリアへの12番トラムに便利なAmstel駅までなら、わずか13分=3.1/1.86euro。
あのゴミゴミした市内の高いホテルに泊まるなら、ここに泊まって電車で通った方がはるかに良いのに。
オランダ国鉄のホームページ(ここで時刻、運賃が分かる)

こぼれ話:船が一番偉い?
オランダの風物の跳ね橋は船が下を通るときに上げるための構造。
上で述べた郊外を流れる小川は線路の下をくぐって町の中へ流れ運河となる。
ところが、船が通る時は列車の線路が持ち上げられる仕掛けになっている。
あの弾丸列車並みのICが走っていると言うのに、たかが川幅数mのせせらぎの船のことを考えてあるのが、いかにも運河王国らしい。

他にもう一軒(数軒隣)
Bed & Breakfast Lida
Achter de Kerken 49
1391 LC Abcoude
Tel. (0)294 28 6696 (但し、現地時間 18.30以降に電話する)
e-mail: bb.lida@12move.nl (English OK)
54euro (Twin)
後記:東京・ちゃぱんだ さんが私のホームページを見て02年10月にLidaの方に泊まったそうです。
こちらは奥さまが小学校の先生で、部屋は屋根裏ながらテレビや冷蔵庫、洗面台もあり、寝ていると天窓から月や星が見えて良かったとメールをくれました。その他の情報も頂きましたが、Van der Verdenとほぼ同じようです。
第8日目   5月5日 (日) → 5月6日(月)帰国
最終日。今日も雨であったが、宿のオーナーの親切に感謝しつつ出発。

アムステルダム Amsterdam:
道に迷ったが相手構わず聞きまくり、何とか国立美術館の裏手の路上パーキングにたどりつく。
通常はチケット制だが、日曜は無料。また、美術館裏手の広場の地下は駐車場で、美術館から遠い側の道路が入口。
平日に長時間止めるなら、こちらのほうが良い。


  国立美術館 Rijks Museum

レンブラントの「夜警Night Watch」「ユダヤの花嫁The Jewish Bride」やフェルメールの「台所女中Kichen Maid」それにゴッホの自画像などが有名。その他にも有名な絵がいっぱい。またデルフト焼きやドールハウス、ロココ調の家具などの逸品が目白押し。
お宝鑑定団に出したら「いい仕事をしているね〜」と言うに違いない。
さすがに観光客が多く、夜警は背伸びしても見えないほど。



美術館を出てから「アンネの家」まで歩く。ところが入口からビルを一回りするほどの長蛇の列で待ち時間は1時間以上(それも雨のなかを)。
*アンネの家は人気が高い上に、狭く、いつも混んでいて行列だそうだ。
諦めて、ダム広場からムント広場を抜けて帰路につく。途中運河のほとりに花屋が集まる場所があるが、花ばかりではなく、みやげ物も置いてあり市内の他の店よりかなり安い。
木靴の形をしたマグネットが他の店では2.7euroだったのに、ここでは3個で5euroから小さめなら5個で5euroであった。

アンネの家 自転車がずらり ダム広場
花や(40本で\850) 左の木靴=1 euro 名物トラム


この雨の中、若者達がアヤックスのマフラーや旗を身体に付けてビールを片手に蛮声を上げながら町を闊歩している。
これぞ、うわさに聞いたフーリガンか?帰国後、子供が言うには丁度 アヤックス(アムステルダムを本拠地とするサッカーチーム)がオランダ・リーグで優勝したので、ウカレていたのだろうとの事。

駐車場に戻ったのは3:30。8:20のフライトには少々間があるが、スキポール空港の免税店は世界一の大きさとも聞くので、早めにスタート。
途中、ガソリンを満タンにする為、空港から更に2km先のPAまで行ってから戻っても余裕の到着。
出国手続き前なら、空港の1階にスーパーがあり、チョコレートやキャンディーなど食品関係は免税店より安い(田舎町のスーパーならもっと安い)。
免税店は他の空港と同じくブランド品ばかりで手持ち無沙汰。酒類も日本のディスカウント屋よりも高い。
レミーのVSOPなら日本でも特売日には2,800円くらいなのにここでも26euro(3,000円)と昔のようなメリットは無くなった。

帰りは偏西風がいつもより強い為、予定より1時間15分も早く着いてしまった。
隣りに座った男が咳はするは、鼻はずるずるだわで風邪が移るんじゃないかと心配した。

自宅駅で家に電話したら次男が迎えに来てくれた。


  

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